太陽光発電工事の見積もりは、案件によっては1件あたり2〜3日かかります。
早く出せば受注に近づくと分かっていても、急ぐと部材の取りこぼしや桁ミスが起き、受注後に粗利を吹き飛ばす。だから確認に確認を重ね、結局時間がかかる。多くの施工会社が抱える構造です。
この記事では、太陽光工事の見積に時間がかかる理由を分解したうえで、その作業を自動化する「見積ソフト・自動積算ツール」を選ぶときに何を見ればいいかを整理します。判断の軸を持っておくと、ツール比較も、自社で作るかの判断も速くなります。
太陽光工事の見積は、なぜ2〜3日かかるのか
時間がかかっているのは「計算」そのものではなく、その手前の3つの工程です。
① 図面からの拾い出し。パネル枚数、配線経路、架台の本数を、CAD図やPDFを見ながら一つひとつ数える。スケールを合わせる作業にも手を取られます。
② 部材の選定。PCS(パワコン)、架台、ケーブルを、メーカーや型番ごとに仕様を見比べて決める。容量や枚数が変われば組み合わせも変わり、毎回やり直しになります。
③ 粗利の確認。拾い出した数量に単価を掛け、原価を積み上げ、利益が残るかを見る。ここで取りこぼしや桁ミスがあると、受注後に効いてきます。
つまり見積が遅いのは担当者が遅いからではなく、「図面に散らばった情報を、部材と金額の表に変換する」作業がまるごと手作業だからです。ソフトを選ぶときに見るべきは、この変換をどこまで自動でやってくれるかです。
見積ソフトを選ぶときの3つの軸
軸1:図面解析が自動か、入力が手作業か。「見積ソフト」と名乗っていても、数量を人が入力する前提のものは少なくありません。図面PDFをそのまま読み取って枚数や配置を算出できるかどうかで、削減できる時間はまったく変わります。ここが最大の分かれ目です。
軸2:部材選定まで踏み込んでいるか。数量を出すだけでなく、PCS・架台・ケーブルの組み合わせまで提案してくれるか。自社が扱うメーカー(Qセルズ/オムロン/ファーウェイ等)に対応しているかも確認ポイントです。
軸3:粗利が見えるか。見積書が出るだけでなく、その場で粗利シミュレーションができるか。「この単価なら利益が残るか」を見積段階で判断できると、受注後の事故が減ります。
この3軸――図面解析・部材選定・粗利可視化――をエンドツーエンドで通せるかが、見積ソフトの実力です。どこか1工程でも手作業が残ると、結局そこが律速になります。
実例:図面PDFをアップロードするだけで、見積書が10分で出る
この3軸を実際に通したのが、私たちが開発・運用している SolarEstimate.AI です。
図面PDFをアップロードすると、AIがパネル配置と部材構成を解析し、PCS・架台・ケーブルを最適選定。粗利シミュレーション付きの見積書を、そのままExcelで出力します。これまで3日かかっていた見積が、10分で出るようになりました。
太陽光工事に特化した積算ロジックは特許を申請中です。汎用の見積ソフトでは難しい「図面 → 部材 → 金額」の一気通貫を、業界特化で組んだからこそ通せています。
SolarEstimate.AIの仕組みと実際の出力を見る →
「既製ソフトが合わない」なら、自社業務に合わせて作る選択肢
見積ソフトを比較していくと、「機能は近いが、自社の積算ルールや部材構成に合わない」という壁に当たることがあります。太陽光に限らず、業務の見積・原価・案件管理は、会社ごとにExcelと紙と担当者の頭の中に散らばっているからです。
私たちの本質的な仕事は、太陽光の見積ソフトを売ることではありません。絡まった業務データを解きほぐし、末端まで見える状態にすることです。SolarEstimate.AIは、その能力を太陽光工事という現場で証明した一例にすぎません。
同じ設計・実装のやり方は、御社の業界・業務にも応用できます。「見積に時間がかかる」「案件ごとの利益がExcelと紙に埋もれて見えない」――そうした状態を、現状整理と難点の洗い出しから一緒に進めます。
見積を速くしたい、案件の利益を見えるようにしたい。
SolarEstimate.AIのデモはもちろん、「自社の業務にAIをどう使えるか」の相談も承ります。 無理な売り込みはしません。まずは現状の困りごとからお聞かせください。
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