2016年から現在も稼働中 匿名事例 個別システム開発・長期運用

離れて働く社員をつなぐ構想が、10年以上続く会社の基盤

派遣・客先常駐で社員同士の交流が減る問題は、社内SNSを入れるだけでは解決しません。 本事例では、経営者が率先し、社内推進者が運用し、BBJが会社に合わせて改良を続けることで、社員同士の感謝を伝える仕組みが10年以上定着しました。

BBJが、この事例で証明できること

「作れます」ではなく、10年以上動かしている事実で示します

構想を設計へ

資料と会話を、画面ごとの絵コンテへ変換

複雑な実装

メッセージ、評価、ポイント、ゲームを一体化

制度と外部連携

Amazonギフト券の計算・承認・安全な発行

長期運用

サーバー、保守、改良を2016年から継続

お困りごと

同じ会社なのに、社員同士が会えない

ある人材サービス企業では、社員がそれぞれ異なる顧客先で働いていました。本社へ来る機会が少なく、上司だけでは一人ひとりの努力を把握しきれません。同じ会社の社員同士でも、互いの仕事や人柄を知る機会が減っていました。

経営者は、オンライン上で社員同士の存在や良い行動を感じられるようにし、それを本社での生きた交流へつなげたいと考えました。そこで、すでに多くのWebサービスを開発していたBBJへ相談が寄せられました。

発想と基本コンセプトは、お客様のものです

BBJが発案したサービスではありません。社員同士をつなぎ、褒め合う文化を作りたいという理念はお客様が生み出しました。BBJが担ったのは、その構想を画面、プログラム、外部連携、長期運用へ変えることです。

構想から稼働まで

一枚ずつ絵にして、認識の違いをなくしました

1. 絵コンテ

お客様のコンセプト資料を基に、利用者が操作する画面を一枚ずつ絵コンテにしました。

2. 会議と修正

社長、取締役、企画総務担当者と画面を確認。指摘を次の会議までに直し、イメージが一致するまで繰り返しました。

3. 専用サービス

メッセージ、ありがとう、花丸、アメ、ランキング、ポイントを一つのWebサービスとして実装しました。

4. 社内への定着

運用開始時は社長と取締役が率先。その後は企画総務担当者が日々の声掛けに使い、会社行事や社員交流へつなげました。

作って終わらない

会社の成長に合わせて、仕組みも育てました

全国を巡ってキャラクターを獲得

利用が続いていても、同じ仕組みには飽きが来ます。長期間使い続ける動機として、ポイントを貯めながら全国を巡り、各地のキャラクターを集めるゲーム機能を追加しました。

「褒める力」をAmazonギフト券で還元

ポイントは、褒められた人ではなく、他人の良さを見つけてメッセージを送った人へ入ります。会社の報奨原資を3か月ごとにポイントで按分し、管理者の確認・承認後、Amazonギフト券として安全に送信する仕組みまで構築しました。

ポイント・金額の自動計算
退職者・支給対象外者の除外
管理者による再計算・承認
Amazon API・鍵・送信履歴の管理

複数社で試して分かったこと

システムだけでは、企業文化は変わりません

同じサービスを複数企業でも試しましたが、一定期間後に利用を終了し、この会社のようには定着しませんでした。経営者が目的を理解して自ら使うこと、社内に推進者がいること、表彰や行事などの運用と結び付けることが必要でした。

定着した会社にあったもの

  • 経営者の率先
  • 企画総務の社内推進者
  • 表彰・還元・行事との連動
  • 利用状況に応じた継続改良

BBJが得た結論

完成品へ会社を合わせるのではなく、共通技術を使いながら、その会社の経営、文化、制度、日常運用に合わせて設計する必要があります。

AIが加わった現在

10年以上のデータを、次の改善へ

DBには、メッセージ、送受信者、日時、部署、勤務地、役職、共感、返信、ポイント、キャラクター、支給履歴などが蓄積されています。これはAI分析を実施済みという意味ではありません。お客様の承認と適切な匿名化を前提に、組織で大切にされてきた行動や、部署を越えたつながりを分析できる可能性があります。

人を監視するAIにはしません

退職者を当てたり個人を査定したりするためではなく、組織の中にある良い行動と関係を発見し、社員と会社へ返すために使います。

構想だけでも構いません

御社で使い続けられる仕組みを、一緒に整理します

Excel、紙、会議、担当者の経験に埋もれた状態でも大丈夫です。システム化する部分、人の運用で残す部分、AIを使えるデータ、最初に作る範囲を整理してお返しします。

代表の水野が直接読み、2営業日以内に返信します。相談した時点で発注になることはありません。