経営のお困りごとは、
たいてい「見えていないこと」から始まる。
人が足りない。利益が薄い。忙しいのに儲からない。
—— これは症状です。症状のまま人を増やしたり、値上げしたり、ツールを入れたりすると、
たいてい「何が良くなったのか誰も言えない」状態になります。
ここでは、経営者から実際に聞く困りごとを症状の言葉で並べ、 そのうえで「これは何の問題なのか」を定義しています。 定義できたものは、実際に見える形にしたところまで書いています。
このサイトで「お困りごと」と呼んでいるもの
毎月お金か時間が確実に出ていっているのに、
どこから出ているかを数字で言えない状態。
出血そのものではなく、出血箇所が分からないことが困りごとの本体です。 だから最初にやるのは、道具を入れることではなく、どこから何がいくら出ているかを数字にすることです。
困りごとには二種類ある
症状は分かるが、原因が言えない
「人手が足りない」「利益が薄い」と言えている状態。
ただし原因の見立てが間違っていることが多く、そのまま手を打つと外れます。
増員したのに現場が楽にならない、値上げしたのに客が減っただけ——という形で表に出ます。
そもそも見えていない
困っている自覚がないので、相談にも上がってきません。
「深夜割増がどの時間帯に集中しているか」「どの顧客がいつ離れたか」のように、
数字を並べた瞬間に初めて問題として立ち上がるものです。
「AIを入れましょう」から始めない理由
手段から入ると、終わったときに何が良くなったのかを誰も言えません。 チャットボットは入った。それで問い合わせ対応の時間は何時間減ったのか。答えられないなら、 それは費用ではなく損失です。
順番はこうです。先に困りごとを数字にして、次に道具を決める。 数字にしてみると「AIを使わない方が速い」と分かることもあります。そのときは使いません。 Excel の列を1本足すだけで終わる話に、AIを持ち込む必要はありません。
売っているのは、AIではなく解決です。
必要なのは「AIを知っている人」ではなく「数字を一緒に見て、そのまま手を動かせる人」だと考えています。 AI は、それまで人がやるしかなかった読み取り・照合・要約を引き受けられるようになったので、 いまは使える場面が増えた——という位置づけです。
お困りごと台帳
左が症状の言葉、右が定義です。 定義まで書けたものには、実際に見えるようにしたものを添えています。
「人を増やしても、現場が楽にならない」
「案件の利益が、締めてからしか分からない」
これは何の問題か
見積・原価・入金が別の場所にあり、同じ案件の数字を突き合わせられるのが月末だけになっている状態。
「ベテランの頭の中にしか、正解がない」
これは何の問題か
文書がないのではなく、文書に聞けない状態。探すより人に聞く方が速いので、知識が人に貼りついたまま動かない。
「見積に何日もかかり、拾い漏れで粗利が消える」
「客数・単価・リピートが、感覚のまま」
「古いシステムを、もう誰も直せない」
これは何の問題か
作った会社と連絡がつかない、担当者が辞めた、Access や Excel のまま動いている——変更したいのに触れる人がいない状態。
定義はできていますが、見せられる形をまだ作っていません。書けたらここに載せます。 いま困っているなら、そのままご相談ください。
台帳にない困りごとでも構いません。むしろ、ここに並んでいないものの方が多いはずです。 「うちのこれは何の問題なのか」を一緒に定義するところからやります。
困りごとを数字にするまで
どのお困りごとでも、入口の作業は同じです。
-
1
棚卸し ── 何が起きているかを聞く
資料は要りません。いつもの Excel や紙の帳票を、そのまま見せてもらいます。散らかったままで結構です。
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2
数字にする ── 何時間・何円かを出す
「月にこの作業へ何時間、人件費に換算して何円」まで落とします。ここで桁が小さければ、やらない方がいい。
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3
見えるようにする ── 画面が出るところまで作る
資料の中の絵ではなく、動く画面を作ります。この台帳に載っているものは、すべてこの段階を通ったものです。
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4
実データで回す ── 現場に入れて確かめる
仮の数字で動いたものが、本物のデータでも動くかは別問題です。ここで壊れるところを直します。
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5
定着 ── 人が替わっても回る形にする
導入した本人しか使えないものは、いずれ止まります。誰でも回せるところまでが仕事です。
誰が聞いて、誰が作るのか
ブロードバンドジャパン代表の水野が、聞くところから作るところまで担当します。 間に営業も PM も入りません。事業をやって20年、いまも自分でコードを書いています。
先にお伝えしておくこと
- —外部のお客様への導入実績はまだありません。この台帳に載っているものは、自分たちの事業のために作って動かしているシステムと、検証段階のデモです。
- —そのぶん、動いている実物をそのままお見せできます。スライドの中の絵ではありません。
- —数字にできない困りごとはお断りすることがあります。効果が測れないものを続けるのは、お互いに損だからです。
お困りごとシリーズ
台帳をぜんぶ見る症状ではなく「これは何の問題なのか」を定義し、実際に見えるようにしたところまでを1本ずつ書いています。
人を増やしても、現場が楽にならない
人手不足ではなく、時間帯ごとの配置が見えていない
見せられるもの:168時間 配置ビュー 02案件の利益が、締めてからしか分からない
見積・原価・入金が別の場所にあり、突き合わせが月末しかできない
見せられるもの:Mercury-Link 03ベテランの頭の中にしか、正解がない
文書がないのではなく、文書に聞けない
見せられるもの:マニュアルRAGどのお困りごとから入っても、進め方は同じです。 経営のお困りごとに伴走する進め方 にまとめています。
よくいただく質問
ここで言う「お困りごと」とは何ですか
毎月お金か時間が確実に出ていっているのに、どこから出ているかを数字で言えない状態を指しています。 「忙しい」「人が足りない」「利益が薄い」は症状で、原因は別のところにあることが多い。その原因を定義するところから始めます。
AIを導入したいわけではないのですが、相談できますか
そちらの方が本来の順番です。AIは手段のひとつで、使わない方が速い困りごともあります。 先に「何が起きているか」を数字にして、そのうえで使う道具を決めます。
初回の相談は無料ですか
無料です。30分ほどオンラインで伺い、「数字にできるか・どこから手をつけると効くか」の見立てをお返しするところまでが無料の範囲です。 進める場合の概算費用もそのときに出します。
導入実績を見せてもらえますか
外部のお客様への導入実績はまだありません。お見せできるのは、自分たちの事業のために作って動かしているシステム (SolarEstimate、 Mercury-Link)と、 検証段階のデモ(マニュアルRAG、 168時間 配置ビュー)です。 判断材料としてそのままご覧ください。
「うちのこれは何の問題なのか」から相談する
初回の棚卸しは無料です。30分オンラインで伺って、「数字にできるか・どこから手をつけると効くか」の見立てをお返しするところまで。合わなければそこで終わりで構いません。
- 1 下のフォームを送る。箇条書き1行で構いません
- 2 30分オンライン。資料の準備は不要。いつもの帳票をそのまま見せてください
- 3 見立てを無料でお返し。進める場合の概算費用もこのとき出します